書誌事項
- タイトル別名
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- Updating of Fear Memories by Behavioral Interventions during Memory Reconsolidation
- キオク サイコテイカ シンコウ チュウ ノ コウドウテキ カイニュウ ニ ヨル キョウフ キオク ノ アップデート
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抄録
<p>消去訓練を行うと消去学習が成立し,恐怖条件づけによる恐怖反応が抑制される。しかし,消去学習は恐怖記憶を改変しないため,恐怖反応の再発が起こる。消去学習を利用した技法はエクスポージャー療法と呼ばれており,不安症の治療に用いられている。エクスポージャー療法後にも不安症が再発する可能性が示唆されており,再発を防ぐ治療法が必要とされている。そこで,記憶再固定化というメカニズムが注目されている。記憶痕跡は固定化すると改変できないと従来は考えられていた。しかし近年,想起によって固定化された記憶痕跡が不安定になり,その後再固定化することが明らかになった。再固定化が進行している間は,想起した恐怖記憶を改変できることが示されている。そして,再固定化進行中の消去訓練は恐怖反応の再発を防ぐことが,近年の研究によって示唆されている。今後,不安症に対する再固定化を利用した介入の有効性の検討を進める必要がある。</p>
収録刊行物
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- 不安症研究
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不安症研究 8 (1), 58-66, 2016
日本不安症学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205758413440
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- NII論文ID
- 130005239999
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- NII書誌ID
- AA12761156
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- ISSN
- 21887586
- 21887578
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- NDL書誌ID
- 029640738
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可