教材価値論のために : 読みのアナーキーを超える(<特集>批評する文学教育-世界を読みなおすことばの力を-)

書誌事項

タイトル別名
  • Towards a Discussion of the Value of Educational Material : Beyond the Anarchic Freedom of Reading(<Special Issue>Teaching Literature with a Critical Mind: Towards an Acquisition of the Language to Reread the World)
  • 教材価値論のために--読みのアナーキーを超える
  • キョウザイ カチロン ノ タメ ニ ヨミ ノ アナーキー オ コエル

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説明

現在、一方では正解到達主義批判があり、他方これと異なる立場があり、この二極に引き裂かれている。前者は近年のテクスト論の流行などに重なり、大きな流れとなったが、これは読みのアナーキーとも批判されている。こうした状況は、思うに現在の教師を<内なる腐食の構造>に強いていくと思う。さらに、子どもの内面もまた空洞化していると言われている。生徒教師のこれらの現状をいかにして踏み越えていくか。その実践的・具体的方法によっていかに超えていくかを世界観を示すことで提起していく。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 43 (8), 40-53, 1994

    日本文学協会

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