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- 阪口 祐介
- 桃山学院大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Inter-temporal Comparative Analysis of Perceived Risk of Crime in the 2000s
- 犯罪リスク認知の規定構造の時点間比較分析 : 犯罪へのまなざしの過熱期と沈静化期
- ハンザイ リスク ニンチ ノ キテイ コウゾウ ノ ジテン カン ヒカク ブンセキ : ハンザイ エ ノ マナザシ ノ カネツキ ト チンセイカキ
- 犯罪へのまなざしの過熱期と沈静化期
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抄録
本研究の目的は,社会調査データを用いた実証分析によって,2000年代において人々の犯罪に対する反応がどのように変容したのかについて明らかにすることである.はじめに,これまでの社会調査の結果をまとめることで,人々の犯罪へのまなざしが2000年代前半に急速に過熱し,2000年代半ばをピークに沈静化しつつあることを示す.次に,こうした過熱から沈静化という変化のなかで,人々の犯罪リスク認知の規定構造がどのように変容したのかについて問う.JGSSのデータを用いて時点間比較分析を行った結果,2000年代前半の過熱期にみられた高階層効果や男性における配偶者の効果が,2000年代後半の沈静化期では消失しつつあることが明らかになった.欧米の仮説からは説明できない日本独自の規定構造は,2000年代初頭に凶悪犯罪が社会問題化し,人々の犯罪へのまなざしが急速に過熱していくなかで生じた時代特有の現象であったと考えられる.
収録刊行物
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- 犯罪社会学研究
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犯罪社会学研究 38 (0), 153-169, 2013
日本犯罪社会学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205788130560
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- NII論文ID
- 110009674478
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- NII書誌ID
- AN00206207
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- ISSN
- 24241695
- 0386460X
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- NDL書誌ID
- 024938023
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可