イボイワオウギガニに見られた交尾栓について

書誌事項

タイトル別名
  • OCCURRENCE OF THE SPERM PLUGS OF ERIPHIA SMITHII MACLEAY
  • イボイワオウギガニに見られた交尾栓について〔英文〕
  • イボイワオウギガニ ニ ミラレタ コウビセン ニ ツイテ エイ

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説明

1987年5月から1988年9月まで東京水産大学坂田実験場(千葉県館山市)地先の磯で採集したイボイワオウギガニEriphia smithii MCLEAYの雌420個体のうち71個体が交尾栓を有していた。交尾栓は雌の生殖孔をふさいでおり,棒状で後端が膨らんでいる。交尾栓を有していた雌は1例を除き脱皮後間もないと思われ,交尾は雌の脱皮直後に行われると考えられる。交尾栓は交尾後1,2週間で消失する。

収録刊行物

  • 甲殻類の研究

    甲殻類の研究 18 (0), 19-21, 1990

    一般社団法人 日本甲殻類学会

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