科学的思考としての原理・法則のメタ理解 : 小学校第6学年「燃焼」を事例として

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タイトル別名
  • Fostering Students' Meta-understanding of Scientific Principles as Scientific Thinking : In the Case of 6th Grade Unit about Combustion
  • カガクテキ シコウ ト シテノ ゲンリ ホウソク ノ メタ リカイ ショウガッコウ ダイ6 ガクネン ネンショウ オ ジレイ ト シテ

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抄録

科学的な原理・法則に関する思考の育成を目標とし,小学校6年生理科の単元「燃焼」において,燃焼についての科学的原理・法則のメタ理解を獲得させる実験授業を実施した.2003年度に比較のベースとなる授業を行い,2004年度, 2005年度で,メタ理解の向上を目指して授業デザインの改善を行った.メタ理解の評価は,原理や法則がどんな事例にも成立することの理解,および,それを前提に現象について思考できることの2観点から行った.その結果, 2005年度のデザイン変更により,自発的に言及した要素の数の増加,全要素に言及した児童の増加,逆推論の増加が見られ,メタ理解の向上が示された.

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