マツノザイセンチュウによるセルラーゼの分泌とその運動軌跡における検出
書誌事項
- タイトル別名
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- Cellulase Exudaton by the Pine Wood Nematode-Detection of Activity in Its Crawling Track
- マツノザイセンチュウによるセルラーゼの分泌とその運動軌跡における検出〔英文〕
- マツノザイセンチュウ ニ ヨル セルラーゼ ノ ブンピ ト ソノ ウンドウ キ
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説明
セルラーゼ活性をマツノザイセンチュウのO°, 12時間けん濁液上清に認めた。その活性は,けん濁開始後36時間の間,徐々に増加した。セルラーゼのアイソザイムパターンは,線虫のホモジネートからえられたものと同じであった。 CMCをふくむポリアクリルアミドゲルのプレート上をはわせた線虫の運動軌跡は,セルラーゼ活性により検出できた。けん濁液上清をマツ苗木に投与すると,針葉の部分的枯死をひきおこした。マツの材線虫はセルラーゼを外部に分泌してマツの材線虫病の初期症状をひきおこすことを示唆している。
収録刊行物
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- 日本林學會誌
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日本林學會誌 68 (6), 237-240, 1986
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206360642560
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- NII論文ID
- 110002833621
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- NII書誌ID
- AN00198561
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- ISSN
- 21858195
- 0021485X
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- NDL書誌ID
- 3084316
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可