新規サトイモ発泡酒の開発
書誌事項
- タイトル別名
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- Low-malt Beer Brewing Using of Taro (<I>Colocasia esculenta</I> (L.) Schott) as a Secondary Material
- シンキ サトイモ ハッポウシュ ノ カイハツ
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抄録
サトイモ乾燥粉末を用いて,サトイモのフレーバーを有する発泡酒を開発した.表面色がL*:72.79, a*:3.56, b*:19.35となるようにサトイモ乾燥粉末を焙煎した結果,サトイモペーストでは特徴を出すことができなかった色や香りを改善でき,サトイモらしさを有する製品となった.また,あらかじめサトイモ乾燥粉末を焙煎処理することで,原料の煮沸処理による麦汁の粘度増大を抑制することも可能になった.焙煎により,サトイモ原料から煮沸抽出されるポリフェノール量が増加し,発泡酒でありながらビールに近いポリフェノール量を有し,食物繊維も含有する製品の開発に成功した.
収録刊行物
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- 日本食品科学工学会誌
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日本食品科学工学会誌 59 (3), 146-152, 2012
公益社団法人 日本食品科学工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206408018176
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- NII論文ID
- 10030334048
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- NII書誌ID
- AN10467499
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC38XmvFanur0%3D
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- ISSN
- 18816681
- 1341027X
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- NDL書誌ID
- 023493329
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可