書誌事項
- タイトル別名
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- Estimation of Deterioration in Fish Oil and Oil-Containing Foods Based on Carbonyl Values Using 1-Butanol as a Solvent
- ブタノールホウ ニ ヨル ギョユ オヨビ ショクヒン チュウシュツ ユシ ノ カルボニルカ ノ ソクテイ
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説明
新しいCV測定法であるブタノール法を魚油および食品抽出油脂の測定にはじめて応用した.<BR>魚油の測定では,ベンゼン法との相関性を認めると共に,ベンゼン法では測定できないPVの高い試料や,酸化初期の微量なCVの増加量を,正確に測定できることが示された.<BR>また,食品抽出油脂の測定においては,試料量が少なくても測定でき,サンプルの色が測定値に影響を与えることがなかった.<BR>本法は,操作が簡便で精度が高く,かつ測定用溶剤の毒性が低く使用量も少なくてよいことから,食品製造現場などでの測定にも適しており,魚油や食品の酸化劣化度を評価するために有効な方法であると考えられる.
収録刊行物
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- 日本食品科学工学会誌
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日本食品科学工学会誌 54 (1), 54-58, 2007
公益社団法人 日本食品科学工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206409961216
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- NII論文ID
- 10018466738
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- NII書誌ID
- AN10467499
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD2sXhvVGrtLs%3D
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- ISSN
- 18816681
- 1341027X
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- NDL書誌ID
- 8609967
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可