新卒看護師の離職率を「ゼロ」へ改善したマツダ病院の組織改革 状況論的アプローチによる解釈
書誌事項
- タイトル別名
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- The innovation in Mazda Hospital that has succeeded in reducing a job separation rate to zero : the analysis based on situated learning theory.
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説明
過去,マツダ病院では,新卒看護師の1年以内の離職率が88%という高い数値であった。しかし,組織改革によりその後,離職率ゼロを達成し,逆に全国平均を大きく下回る数値を示した。本研究では,状況論と呼ばれる,コミュニティ単位で学習をとらえる理論に基づき,当初の様子から,どういった組織改革を通して離職率ゼロを達成したのか,職場での人間関係,教育機関との関係,新人採用活動,他部署との関係,新人教育の5点に分類整理し考察していく。特に,新人と管理職間,大学と病院間などの間にある境界をどう越えていくか,つまり「越境」が離職問題の改善のポイントになることを示した。
収録刊行物
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- 蘇生
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蘇生 30 (1), 33-38, 2011
日本蘇生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206459148800
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- NII論文ID
- 130004561718
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- ISSN
- 1884748X
- 02884348
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可