街区における次世代エネルギーネットワーク評価ツールに関する研究

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タイトル別名
  • Study on the Development of an Evaluation Tool for Smart Energy Networks
  • ガイク ニ オケル ジセダイ エネルギーネットワーク ヒョウカ ツール ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

民生用部門でのエネルギー消費削減のためには,都市域でのエネルギーシステムを最適化することが有効であり,その一方策として「スマートエネルギーネットワーク」が有望視されている.本研究では,街区における熱需要から熱源プラントにおけるエネルギー消費量を算出するツールを開発し,コージェネレーションシステム(CGS)を核とするスマートエネルギーネットワークの導入検討に適用した.既存の地域冷暖房プラントに本ツールを適用して計算精度を確認した後に,エネルギー消費削減策として(1)CGSおよび高効率熱源の導入(2)近隣の高効率な地域冷暖房との熱融通についての導入検討を行った.その結果,今回想定したケースにおいてはCGSおよび高効率熱源機導入で26.8%,熱融通では融通するプラントの合計で5.8%の一次エネルギー消費量削減効果を得た.

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