-
- 細田 喜六郎
- 古河電気工業株式会社中央研究所
書誌事項
- タイトル別名
-
- ポリ エンカビニル ノ ザンリュウ ワイ ノ ケンキュウ 5
- (第5報) 残留歪と強伸度
この論文をさがす
抄録
本報告は残留歪の強伸度に及ぼす影響を検討し, 残留歪に伴なって組織内に発生する微小空隙及ひ配列する鎖具を固定する結合機構の変化から, これを説明した. すなわち, 微小空隙が大きいときは, 強度を低下させ, 小さい時は柔軟にする. そして, 残留歪の増大は空隙の発生を促し, 熱及び可塑剤は, 空隙の発生を少なくし, かつ微小化に役立つ. また, 配列を固定する結合機構の多くが, 二次結合ないし Short Range Order であるときは, 脆弱となり, 微結晶が主となったときは, 強靱になる傾向を示す.
収録刊行物
-
- 日本ゴム協会誌
-
日本ゴム協会誌 33 (1), 21-28, 1960
一般社団法人 日本ゴム協会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001206563110272
-
- NII論文ID
- 130001270379
-
- NII書誌ID
- AN00269207
-
- ISSN
- 18840442
- 0029022X
-
- NDL書誌ID
- 9159607
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可