津波による取水設備内水位の確率論的評価手法に関する検討

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON PROBABILISTIC ASSESMENT METHOD OF WATER LEVEL IN WATER INTAKE FACILITY DUE TO TSUNAMI

抄録

<p> 原子力発電所を対象とした地震・津波PRA(Probabilistic Risk Assessment)の最終目標はCDF(炉心損傷頻度)の算定である.このCDF算定のための水位上昇側における確率論的リスク評価の事例は幾つかあるものの,取水設備を対象とした水位下降側の評価事例はほとんどない.したがって,本研究では,水位下降側を対象とした実用的な取水設備内の確率論的リスク評価手法を提案し,千島海溝~日本海溝沿いの海域を対象に本手法の妥当性に関する検証計算を行った.この検証結果を踏まえ,取水設備内の水位下降側の確率論的リスク評価および津波によって生じる取水槽内の任意の最低水位における年超過頻度の算定について,有用な検討手法を示すことができたと考える.</p>

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参考文献 (1)*注記

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