テレワークを活用したアウトソーシングの地域活性化効果に関する研究 : 高知県における実践調査

  • 中西 穂高
    東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科
  • 比嘉 邦彦
    東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Regional Vitalization Effects of Public Sector Outsourcing Using Telework : The Case Study of Kochi Prefecture
  • テレワーク オ カツヨウ シタ アウトソーシング ノ チイキ カッセイカ コウカ ニ カンスル ケンキュウ コウチケン ニ オケル ジッセン チョウサ

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抄録

高知県は行政改革を進めつつ地域活性化を実現するため、行政事務を地域のSOHOエージェントにテレワークを用いてアウトソーシングした。その取り組みの成果をエージェントの報告書とインタビュー結果から分析したところ、地域に就業機会が創出されるとともに新規ビジネス創出の動きも見られるなど、一定の地域活性化効果が検証できた。高知県における取り組みを発展させるには、エージェントリーダー及びテレワーカーの育成が鍵となるが、この取り組みは、他県・地域にも適用可能なものであり、テレワークによる地域活性化のモデルとなり得るものである。

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