当科における局所進行頭頸部癌に対するセツキシマブ併用放射線療法の早期有効性と有害事象の検討

書誌事項

タイトル別名
  • Acute toxicity and outcomes of radiotherapy plus cetuximab in locally advanced head and neck cancer

この論文をさがす

抄録

局所進行頭頸部癌に対する初回治療としてセツキシマブ併用放射線療法を行った症例の早期有効性と有害事象の解析を行った。対象は上咽頭/中咽頭/下咽頭/喉頭が3/13/21/3例で,Stage Ⅲ/ⅣA/ⅣBが8/30/2例であった。治療完遂率は92.5%。infusion reactionはGrade (G)1/2が1例ずつで,間質性肺炎はG2が3例発生した。G3以上の有害事象はG5の嚥下性肺炎が1例,G3の放射線性皮膚炎が15例,粘膜炎が14例,嚥下性肺炎が1例,喉頭浮腫が1例であった。奏効率は上咽頭100%,中咽頭92.3%,下咽頭83.3%,喉頭100%,全体で89.2%であった。上咽頭癌を含む局所進行頭頸部癌に対して,早期有効性は良好な結果で,安全性もセツキシマブによると考えられる重篤な有害事象は発生せず,標準的な治療法の選択肢の一つとして考えうることが確認された。

収録刊行物

  • 頭頸部癌

    頭頸部癌 44 (3), 310-315, 2018

    日本頭頸部癌学会

参考文献 (19)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ