国内航空ネットワークにおける波及遅延の解析モデルと費用対効果分析への活用手法

書誌事項

タイトル別名
  • FLIGHT DELAY PROPAGATION MODEL FOR COST BENEFIT ANALYSIS IN JAPANESE DOMESTIC AVIATION NETWORK

説明

航空路線や各便は一つの機材を連続的に使用して構成・運用されるため,ある便で遅延が生じると,次にその機材を使用する便にも遅延が波及する可能性がある.このような航空機遅延の波及現象を解析するためのデータは我が国では整備されておらず,これまでその現象の実態を詳細に解析した事例はない.本研究では一般に公開されている航空関連データを収集・統合し,大規模なデータベースを作成するとともに,波及遅延の実態解析と波及遅延を定量化・予測するモデルを開発した.さらに,空港整備や管制運用の改善などの施策の費用対効果分析に,遅延の波及現象をどのように考慮するかについて考察を行った.

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