廃用性萎縮に対する漸増荷重がラットヒラメ筋に与える影響

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タイトル別名
  • Influence of Gradual Loading on Disuse Atrophy of the Rat Soleus Muscle Depends on the Longitudinal Site
  • 廃用性萎縮に対する漸増荷重がラットヒラメ筋に与える影響 : 長軸部位での検討
  • ハイヨウセイ イシュク ニ タイスル ゼンゾウ カジュウ ガ ラットヒラメキン ニ アタエル エイキョウ : チョウジク ブイ デ ノ ケントウ
  • ─長軸部位での検討─

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抄録

<p>〔目的〕漸増荷重を行うことによる廃用性筋萎縮の回復を長軸部位にて検討することを目的とした.〔対象と方法〕8週齢のWistar系雄ラットの左ヒラメ筋を対象とした.対象を無作為に無処置のまま飼育する群(C群)と後肢懸垂処置を実施する群(H群),漸増荷重を1日1回行う群(G群),同様に一定の荷重を1日1回行う群(W群)に振り分けた.検討項目は各群と部位ごとの筋線維横断面積,壊死線維・中心核線維の比率とした.〔結果〕筋線維横断面積において,H群・W群では近位部の有意な減少がみられたが,G群では部位による相違はみられなかった.壊死線維比率ではG群の近位部で他の部位と比較して有意な増加がみられた.〔結語〕漸増荷重が最も廃用性萎縮の影響を受けやすい近位部に対し効果的な方法であることが示唆された.</p>

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