デスクワーク中に可能な運動として行う微小揺脚運動(貧乏揺すり) : 経絡自律神経活動の変化(特別講演 1,第23回生命情報科学シンポジウム)
書誌事項
- タイトル別名
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- Knee Jiggling (Binbo-Yusuri) as an Exercise Possible to Do During Desk Work : Changes in Meridian Autonomic Nervous System Activities(Special Lecture 1,The 23rd Symposium on Life Information Science)
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抄録
暗記や勉強を行うときは、室内を歩き回りながら行うと効果的であるといわれている。しかしパソコン作業などのデスクワーク中に歩き回ることはできない。デスクワーク作業中に可能な運動としては微小揺脚運動(貧乏ゆすり)が考えられる。しかし、これは歩行に比べだらエネルギー消費が非常に小さくなる運動規模の非常に小さい運動である。本研究では貧乏ゆすりが良導絡(電気的な経絡)の自律神経活動に与える効果をノイロメトリー法による皮膚電気反応測定により吟味した。被験者は22-23歳の健康な男子10人である。運動時間は4分間である。貧乏ゆすり前に4分間、貧乏ゆすり後に8分間のノイロメトリーを行った。貧乏ゆすり前に比べ運動後の初めの4分間は良導絡の皮膚電気伝導が上昇した。次の4分間に大略元に戻る傾向があった。従って貧乏ゆすりのような小規模な運動といえど、統計的有意に良導絡自律神経活動を活性化することが示唆される。また、良導絡自律神経情報系LH_2およびLH_3に影響が大きく現れる傾向が見られた。逆に、 LH_5およびLH_6への影響は比較的小さい傾向があった。
収録刊行物
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- 国際生命情報科学会誌
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国際生命情報科学会誌 25 (1), 133-139, 2007-03-01
国際生命情報科学会
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キーワード
詳細情報
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- CRID
- 1390001288134857984
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- NII論文ID
- 110006242244
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- ISSN
- 24240761
- 13419226
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可