最新型近赤外線式カラー欠陥検査装置導入事例

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タイトル別名
  • Case Study of Latest Type Near Infrared Color Defect Detector
  • サイシンガタ キン セキガイセンシキ カラー ケッカン ケンサ ソウチ ドウニュウ ジレイ

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抄録

<p>丸菱ペーパーテック㈱では雲竜紙など多種の特殊紙の生産を行っている。品質向上を目的として,2017年4月に2号抄紙機の欠陥検査装置をオムロン製の最新型近赤外線式カラー欠陥検査装置に更新した。従来型の検査方式は反射透過併用方式だったため,反射光と透過光が干渉し,検査精度の低下や生産品種毎に反射光量と透過光量のバランス調整が必要などの問題があった。最新型のカラー反射・NIR透過独立方式に更新した事で1本の検査フレームで反射検査と透過検査を独立して行えるようになり,また,反射光と透過光の干渉が無くなった事で簡単な光量の調整で安定して精度の高い検査を行えるようになった。従来検出できなかった微小異物などが検出できるようになり,品質改善に役立っている。</p>

収録刊行物

  • 紙パ技協誌

    紙パ技協誌 73 (3), 218-221, 2019

    紙パルプ技術協会

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