「若者の読書離れ」という“常識”の構成と受容

書誌事項

タイトル別名
  • The Construction and Acceptance of “Conventional Wisdom” that “Young People Today Don’t Read”

説明

<p>『読書世論調査』によれば,2005年ごろまでは若者は読書離れしていなかった.しかし,知識人,出版業界人,ジャーナリズムのアクター3者のバイアスが相互作用してつくられた「若者の読書離れ」という認識は,オーディエンスが“ここちよい”ものとして受容することで1980年代までには“常識”となった.本稿では当時の社会的な背景をふまえたうえで,なぜ「若者の読書離れ」という常識が構成されそして受容されたのかを論じる.</p>

収録刊行物

  • 出版研究

    出版研究 45 (0), 117-138, 2015-03-20

    日本出版学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288141994880
  • NII論文ID
    130007621565
  • DOI
    10.24756/jshuppan.45.0_117
  • ISSN
    24341398
    03853659
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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