スイカズラ属植物を化学的・遺伝学的に識別する
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- 辻本 恭
- 東京農工大学工学府
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抄録
近年,メタボローム解析を用いた生薬の品質管理・評価や,特定遺伝子配列情報を応用した基原判別が着目され,広く行われている.さらに,両者を組み合わせることで,網羅的な解析を行うことができ,より詳細な品質管理・評価が期待できる.今回Kangらは,韓国産の6種のLonicera(スイカズラ)属植物について,種間のゲノム多様性を葉緑体DNA配列に基づいて調べ,それらの系統学的関係を明らかにした.同時にLC-MSを用いたメタボロミクスによる成分プロファイルの比較を行ったので紹介する.<br>なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.<br>1) Kang K. B. et al., Phytochemistry, 155, 126-135(2018).
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 55 (4), 344-344, 2019
公益社団法人 日本薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288142229632
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- NII論文ID
- 130007621929
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可