新幹線と航空の競合時代を反映した国内旅客幹線交通の現状と展望

DOI Web Site
  • 武藤 雅威
    東京理科大学大学院理工学研究科土木工学専攻 財団法人鉄道総合技術研究所浮上式鉄道開発本部計画部
  • 内山 久雄
    東京理科大学理工学部土木工学科

書誌事項

タイトル別名
  • An Outlook of the Domestic Intercity Passenger Transportation Focussing on Days of Competition between Shinkansen and Airline
  • シンカンセン ト コウクウ ノ キョウゴウ ジダイ オ ハンエイ シタ コクナイ リョカク カンセン コウツウ ノ ゲンジョウ ト テンボウ

この論文をさがす

説明

<p>整備新幹線建設や地方空港開港等，国内旅客幹線交通の基盤整備は着々と進捗している．規制緩和に関する法的整備も行われ，幹線交通の量的及び質的向上を図る環境は充実している．各機関のサービスが活発化する反面，一部路線で新幹線と航空が激しいシェア争いを演じる競合時代へ突入した．将来には互いの長短を補完しつつ融合し，総合交通体系の最適化を画策することが理想である．本稿では，距離帯が広域に渡る幹線旅客の有する時間価値の分散というモデルパラメータ推定上の問題を念頭に置き，全国機関選択モデルの構築を試みる．このため，実証的研究が望まれている Mixed Logit モデルを適用し，感度分析を通じて幹線交通の将来像について考察する．</p>

収録刊行物

  • 運輸政策研究

    運輸政策研究 4 (1), 002-007, 2001-04-30

    一般財団法人 運輸総合研究所

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ