大規模高速道路ネットワークの段階的整備プロセスの最適化手法とその応用

  • 青山 吉隆
    京都大学大学院工学研究科土木システム工学専攻
  • 松中 亮治
    京都大学大学院工学研究科土木システム工学専攻
  • 野村 友哉
    京都大学大学院工学研究科土木システム工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • The Optimization Method of Stage-wised Construction Process of Large-scale Expressway Network and its Application
  • ダイキボ コウソク ドウロ ネットワーク ノ ダンカイテキ セイビ プロセス ノ サイテキカ シュホウ ト ソノ オウヨウ

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抄録

<p>高速道路網は長期間にわたって,段階的にネットワークが形成されていく.このため,個々のプロジェクトの短期的な評価のみによって優先順位を決定していく段階的整備プロセスでは必ずしも最適なネットワークが形成されることは保証されない.</p><p>そこで,本研究では,ネットワークの段階的整備プロセスを最適化するための方法論を提案するとともに,その方法論をわが国の高速道路ネットワークに応用する.そして費用便益や事業者の採算性の観点から長期的に最適な整備プロセスを探索し,短期的なプロジェクト採択基準に基づく整備プロセスとの比較を行い,さらに複数の指標を用いて高速道路網整備のあり方について考察する.</p>

収録刊行物

  • 運輸政策研究

    運輸政策研究 5 (2), 002-013, 2002-07-31

    一般財団法人 運輸総合研究所

被引用文献 (2)*注記

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