人工肛門造設,化学療法後に結腸膀胱瘻が閉鎖したS状結腸癌の1例

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  • A Case of Sigmoid Colon Cancer with Colo-urethral Fistula, which was Closed by Colostomy and Chemotherapy

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説明

<p>症例は60歳台,男性.201X年に発熱,下腹部痛,残尿感を訴え,初診時に尿に便が混入していた.下部内視鏡検査でS状結腸に全周性の進行癌を認め,生検病理診断にて中分化腺癌と診断した.CTにて膀胱内にガス像を認め,膀胱鏡で便が噴出する孔を認め,結腸膀胱瘻と診断し,腹膜播種が疑われたので,横行結腸に人工肛門を造設し全身化学療法を開始した.Panitumumab+FOLFOX4を4コース,Panitumumab+FOLFIRIを2コース施行したところ腫瘍が縮小し結腸膀胱瘻も閉鎖した.初診から約6ヵ月後にS状結腸切除,瘻孔部の膀胱部分切除を施行した.癌は瘻孔部には検出されず,癌の浸潤は膀胱漿膜にとどまっていた.リンパ節転移はなかった.術後化学療法を行い術後3年経過し無再発生存中である.人工肛門造設,化学療法にて結腸膀胱瘻が閉鎖した症例を経験した.</p>

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