食事・運動介入プログラムによる食品摂取の変化が生活習慣病関連因子に及ぼす影響

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タイトル別名
  • The Effects of Dietary Changes on Risk Factors for Lifestyle-related Diseases during Diet and Exercise Intervention

抄録

<p>生活習慣病改善を目的にした食事療法は,適正エネルギーの摂取や栄養素に注目することが多く,具体的な食品摂取による介入研究は少ない.本研究では,中年女性を対象にした生活習慣病改善プログラムにおいて,食品別摂取量の変化が生活習慣病関連因子に及ぼす影響を検討した.介入前後の生活習慣病関連因子の変化量を目的変数とし,各食品摂取量の変化を説明変数として重回帰分析を行った.体脂肪率はきのこ・海藻類,緑黄色野菜と,動脈硬化指数は淡色野菜と有意な負の関連を認めた.さらに,きのこ・海藻類,緑黄色野菜,淡色野菜は栄養素では,いずれも食物繊維と有意な正の関連を認めた.生活習慣病関連因子の改善に食物繊維の多いきのこ・海藻類,緑黄色野菜,淡色野菜の摂取増加の有用性が示された.</p>

収録刊行物

  • 糖尿病

    糖尿病 62 (7), 373-382, 2019-07-30

    一般社団法人 日本糖尿病学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288154627968
  • NII論文ID
    130007684591
  • DOI
    10.11213/tonyobyo.62.373
  • ISSN
    1881588X
    0021437X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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