座位における下腿筋長軸方向部位別横断面積と足関節底背屈筋力の関係

DOI Web Site Web Site 参考文献14件 オープンアクセス
  • 宮地 諒
    石川県済生会金沢病院 リハビリテーション部 金沢大学 医薬保健研究域保健学系
  • 大野 直樹
    金沢大学 医薬保健研究域保健学系
  • 宮地 利明
    金沢大学 医薬保健研究域保健学系
  • 山崎 俊明
    金沢大学 医薬保健研究域保健学系

書誌事項

タイトル別名
  • Relationship between Muscle Cross-sectional Areas of the Longitudinal Regions and Muscle Torque of the Lower Leg While Sitting
  • ザイ ニ オケル カタイキンチョウジク ホウコウ ブイ ベツ オウ ダンメンセキ ト アシカンセツテイ ハイ クッキンリョク ノ カンケイ

この論文をさがす

抄録

<p>〔目的〕座位にて下腿筋長軸部位別の筋横断面積と足関節最大筋力の関係性を明らかにすること.〔対象と方法〕健常成人男女30名を対象とした.測定肢位は足関節底背屈中間位の椅座位とした.臥位以外の座位などの任意の体位で撮像可能なGravity MRIを使用し,ヒラメ筋,腓腹筋外側頭・内側頭,前脛骨筋の筋腹から5ヵ所を選出して筋横断面積を計測した.最大筋力値は徒手筋力計を使用し測定した.〔結果〕筋横断面積と最大筋力値について,女性の腓腹筋外側頭は遠位1/4部と最遠位部に相関関係がみられた.前脛骨筋は男性は近位1/4部にのみ,女性は中央部と最大筋腹部に相関関係がみられた.〔結語〕筋や性別で筋横断面積と最大筋力が関連する部位は異なり,画像などから筋力を推測する際には筋長軸方向の部位を考慮する必要がある.</p>

収録刊行物

参考文献 (14)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ