我が国の伝統的な組織的意思決定方法をマルチエージェントシミュレーションで実装するためのモデル設計
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- 礒部 大
- 帝京平成大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Model Design for Implementing Japan's Traditional Organizational Decision Making Method by Multi-agent Simulation.
- An approach by the Computational organization theory to the traditional japanese organizational decision-making method in Miyamoto's research.
- 宮本常一の見た日本の組織的意思決定方法に対する計算組織論からの接近
抄録
<p>民俗学の宮本常一は、我が国の市井の人々の生活を詳細に調査した結果を残している。一般に我が国の伝統的な組織的意思決定と言えば、稟議書制度、“根回し”と思われている。しかし、宮本常一の残した記録の中には、稟議書制度、“根回し”とも、H.A.サイモンが提唱した意思決定方法とも異なる組織的意思決定の方法が存在する。その組織的意思決定方法は、結論に対するステークホルダーの高い合意が期待できる特異なものであるため、今日の立場からも見直す価値がある。そのため、この組織的意思決定方法を詳細に検討するためにマルチエージェントシミュレーションでモデルを構築する必要がある。本研究ではモデル構築の前段階のモデル設計の結果を報告する。</p>
収録刊行物
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- 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
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経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 201906 (0), 181-184, 2019-08-31
一般社団法人 経営情報学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288164987648
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- NII論文ID
- 130007697168
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可