実社会・実生活の問題解決という文脈を導入した理科の授業デザインに関する研究

DOI
  • 木村 優里
    特定非営利活動法人東京学芸大こども未来研究所
  • 原口 るみ
    特定非営利活動法人東京学芸大こども未来研究所

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Science Classes Design that Introduced the Context of Solving Problems of Society and Life
  • Development of Science Classes which Integrates STEM Fields by Centering on Engineering
  • ―エンジニアリングを主軸としたSTEM教育型理科授業の開発―

抄録

<p>理科が役に立つという認識が持てることは,これからの時代を見据えた理科教育において,重要である.理科が役に立つという認識を高めるために,実社会・実生活の問題解決という文脈において理科の見方・考え方や資質・能力を活用する理科の授業をデザインし,その効果を検証した.STEM教育,Learning by Design,学習の転移という側面から授業デザインを検討し,小学5年生「電流による磁力」の授業計画をたて実践した.その結果,多様な観点の一つとして理科の見方・考え方や資質・能力を活用できている様子や実社会・実生活の問題にも理科の見方・考え方や資質・能力を活用しようという様子が示されたが,わかった感には課題が残った.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390002184853163136
  • NII論文ID
    130007769055
  • DOI
    10.14935/jsser.34.3_109
  • ISSN
    18824684
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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