幹線道路利用への転換を意図した事故リスクコミュニケーションの効果分析

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タイトル別名
  • IMPACT ANALYSIS OF INFORMATION PROVISION ON ACCIDENT RISK TO ENHANCE THE ARTERIAL ROAD USAGE

抄録

<p><tt>交通事故統計によれば,生活道路の死傷事故率は幹線道路の</tt>2.4<tt>倍である.しかし,多くのドライバーが同情報を知らず,むしろ幹線道路のほうが死傷事故率が高いと誤って知覚し,それが生活道路の抜け道利用につながっている可能性がある.本研究では,そのような認識のもと,アンケート調査等を実施し,知覚状況の把握や事故リスクコミュニケーションによる同バイアスの補正効果を検証した.その結果,約半数のドライバーが正しい知覚をなしているものの,幹線道路の事故リスクを過大に評価している人が約</tt>3<tt>割存在することが判明した.また,事故リスクコミュニケーションによって同バイアスが補正され,幹線道路の利用意図が向上し,特にカーナビゲーションによるコミュニケーションでは同効果が一層大きく</tt><tt>なることを確認した.</tt></p>

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