看護実践能力向上に不可欠な主要因子の探求:テキストマイニングによる臨床経験5年未満の看護師の記述文の解析から

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タイトル別名
  • Factors indispensable for improving practical nursing  competence: A text mining analysis of descriptive questionnaire data from nurses with under five years of clinical experience
  • カンゴ ジッセン ノウリョク コウジョウ ニ フカケツ ナ シュヨウ インシ ノ タンキュウ : テキストマイニング ニ ヨル リンショウ ケイケン 5ネン ミマン ノ カンゴシ ノ キジュツブン ノ カイセキ カラ

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説明

<p>看護実践能力向上に不可欠な主要因子を明らかにする目的で,看護師522名に無記名の自記式質問紙を配布し,記述文で回答を求めた。253名の回答者から臨床経験が5年未満の看護師71名を抽出し,テキストマイニングで分析した。結果,言及頻度が高かった主要語は『職場環境』『向上心』『知識』『意欲』『能力』『経験』『患者』『コミュニケーション』などで,構成概念として【学習意欲に寄与する医療チーム内の教育・指導体制】【知識・技術力】【研修参加機会と人間関係を基盤とした職場環境】【自己の学習に寄与する先輩看護師の存在】【主体的な行動力】が判明した。看護実践能力向上においては,養育的な職場環境因子を軸に,個人因子と,自分以外の他者による支援因子が上手く噛み合うことの重要性が示唆された。(図2,表3)</p>

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