外科的治療法

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タイトル別名
  • Clinical Practice Guidelines for Pancreatic Cancer 2019 from the Japan Pancreas Society (Surgical Therapy)

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説明

<p>膵癌診療ガイドラインが2019年7月に改訂され,『膵癌診療ガイドライン2019年版』1)として出版された.外科治療で14項目のクリニカルクエスチョン(CQ)を作成し,このうち新設されたCQ,ステートメントに変更のあったCQは12項目である.『膵癌診療ガイドライン2016年版』2)では切除可能膵癌の治療法に含まれていた切除可能境界膵癌は新たな大項目として新設され(B1,B2),切除不能膵癌(UR-LA,UR-M)に対する外科的治療法が新設された(LO1,MO1).また,術前栄養評価(DSg2),膵癌切除後の長期経過観察(RO7),高齢者膵癌に対する外科治療(RO9),膵全摘(RO10)に関するCQが新設された.このほか,門脈合併切除(RO3),予防的郭清(RO4),腹腔鏡手術(RO5,RO6),栄養療法(RO8)に関するCQは推奨度もしくはステートメントが変更された.一方,一定のコンセンサスが得られていると思われる項目に関しては総論での概説とした.</p>

収録刊行物

  • 膵臓

    膵臓 35 (1), 52-57, 2020-02-28

    一般社団法人 日本膵臓学会

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