HTLV-1 関連脊髄症における疾患進行の予測因子
書誌事項
- タイトル別名
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- The initial symptom as a clinical parameter for rapid progression of HAM/TSP
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説明
<p>【要旨】HAM 患者データベース『HAM ねっと』に登録されている 527 例において、疾患進行速度の予測因子としての初発症状の意義を検討した。初発症状は歩行障害、下肢感覚障害、排尿障害の三分類とした。初発症状の出現から車椅子使用レベルである納の運動障害重症度分類(OMDS)で Grade 6 にいたるまでの期間を疾患進行速度の指標とした。検討の結果、初発症状が下肢感覚障害であれば有意に急速で、排尿障害であれば有意に緩徐であった。初発症状は疾患進行の予測因子であることを確認した。また、初発症状が排尿障害である例は男女ともに若年発症の傾向があった。若年で排尿障害を呈する患者には HTLV-1(Human T-lymphotropic virus type 1)感染を積極的に疑い、抗炎症治療の対象となるか検討することが求められる。</p>
収録刊行物
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- 神経感染症
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神経感染症 25 (1), 146-, 2020
日本神経感染症学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390003825180259200
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- NII論文ID
- 130007841885
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- ISSN
- 24352225
- 13482718
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可