書誌事項
- タイトル別名
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- Marine terrace deposits in the Tango Peninsula, Kyoto Prefecture, Japan
- キョウトフ,タンゴ ハントウ ノ カイセイ ダンキュウ タイセキブツ
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抄録
<p>京都府北部の日本海沿岸には海岸段丘が分布している.その中で,中位段丘は広い範囲に分布し,面の発達が良い.それらの旧汀線高度によって,地形学的に丹後半島の地殻変動が議論されてきた.また,中位段丘堆積物は大山倉吉パミスにおおわれることから,最終間氷期のものであるとされている.しかし,今まで海岸段丘の堆積物が記載され,議論された研究は少ない.本論では,中位段丘を構成する堆積物の観察と粒度分析の結果から,その堆積環境が,前浜-外浜-前浜-後浜-砂丘へ移り変わることを示し,最終間氷期の海水準変動によって海成段丘堆積物が形成される過程を明らかにした.</p>
収録刊行物
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- 地球科学
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地球科学 73 (4), 195-204, 2019-10-25
地学団体研究会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390003825185373952
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- NII論文ID
- 130007851775
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- NII書誌ID
- AN00141269
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- ISSN
- 21897212
- 03666611
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- NDL書誌ID
- 030072003
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可