高校生参加型プロジェクトによる部活動問題解決に向けたフレームワークの構築

DOI
  • 渡辺 今日子
    慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
  • 俵谷 俊彦
    北海道鹿追高校
  • 冨田 欣和
    慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科
  • 白坂 成功
    慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Developing a Program Design Framework for Solving the Problem of School Athletic Club Activities

抄録

地方公立高校の運動部員数が減少し、学校の団体スポーツのチームが成立しない問題が顕在化している。少子化による入学志願者の減少と、中学から高校進学の際のスポーツ離れがこの要因とされる。一方、文部科学省は教員の働き方改革に伴い、2023年から段階的に部活動が地域に移行することを決定している。地方では地域総合型スポーツクラブの設置が促進されているが、部活動の指導コストの外部化にとどまり根本的な解決に至っていない。そこで本研究では北海道S高校において、高校生参加型プロジェクトによる部活動問題解決に向けたフレームワークを構築した。その結果、生徒のスポーツ実施意欲と支援意欲が向上し、運動部活動への関心が増加した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390006198877259648
  • NII論文ID
    130008023933
  • DOI
    10.20702/iappmproc.2021.spring.0_138
  • ISSN
    24320382
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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