道の駅の立地及び施設特性に着目した利用後の周遊行動分析

書誌事項

タイトル別名
  • ANALYSIS OF TOURING ACTIVITY BASED ON THE LOCATION AND FACILITY CHARACTERISTICS OF ROADSIDE STATIONS

抄録

<p>道の駅は本来の3つの機能に加え,地域交流の促進としての役割が求められている.近年,道の駅はそれ自体が目的地となるように魅力度を高める傾向にあるが,地域交流の促進の観点からは,利用者が道の駅で情報提供を受け,その後に周辺地域へ立ち寄る周遊行動が重要であると考える.本研究では,道の駅利用後の周遊行動に着目するため,個人トリップの走行軌跡が把握可能であるETC2.0より得た道の駅利用者の周遊行動の軌跡を分析し,周遊行動をしたサンプルの比率を周遊率と定義して,道の駅から周辺への立ち寄りやすさを指標化し,道の駅の立地及び施設特性とのロジスティック回帰分析を行った.分析結果より,道の駅のある市町村内の観光スポットの観光入込客数・数・近さや,飲食店事業所数,電子掲示板が周遊率に影響を与えていることが分かった.</p>

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被引用文献 (1)*注記

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