アトピー性皮膚炎におけるデュピルマブの部位別EASI改善率の検討

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タイトル別名
  • Comparison of EASI Improvement Rates by Dupilumab For Different Anatomical Regions in Atopic Dermatitis
  • アトピーセイ ヒフエン ニ オケル デュピルマブ ノ ブイ ベツ EASI カイゼンリツ ノ ケントウ

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説明

<p>デュピルマブは難治性のADに対して非常に有効性が高く，臨床試験では部位による効果の差を認めなかった．しかし，実際には頭頸部のみデュピルマブの効果が乏しい症例を経験する．今回，我々は当院でのデュピルマブを使用した34例において4週と16週時点でのEASI改善率を頭頸部，上肢，体幹，下肢の部位別に分けて解析した．その結果，16週時点では頭頸部は他の3部位と比較して有意にEASI改善率が低い結果となった．また，頭頸部のみ増悪する症例も認めた．このような結果の要因を過去の文献的考察を含めて考察する．</p>

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