ST合剤による薬剤性過敏症症候群(DIHS)の経過中にサイトメガロウイルス食道炎を合併し不幸な転帰をたどった1例

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Fatal Drug-induced Hypersensitivity Syndrome (DIHS) Caused by Trimethoprim/Sulfamethoxazole (TMP/SMX) who Developed Cytomegalovirus Esophagitis
  • 今月の症例 ST合剤による薬剤性過敏症症候群(DIHS)の経過中にサイトメガロウイルス食道炎を合併し不幸な転帰をたどった1例
  • コンゲツ ノ ショウレイ STゴウザイ ニ ヨル ヤクザイセイ カビンショウ ショウコウグン(DIHS)ノ ケイカ チュウ ニ サイトメガロウイルス ショクドウエン オ ガッペイ シ フコウ ナ テンキ オ タドッタ 1レイ

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抄録

<p>薬剤性過敏症症候群(drug-induced hypersensitivity syndrome:DIHS)は,限られた薬剤を原因とし,薬剤曝露から2~6週後以降と遅発性に発症する重症薬疹である.今回,経過中にサイトメガロウイルス食道炎を来たした,スルファメトキサゾール・トリメトプリム(sulfamethoxazole/trimethoprim:ST)合剤によるDIHSを経験した.ST合剤は内科領域での使用頻度が比較的高く,投与後に発熱や皮疹,肝機能障害等の臓器障害を認めた場合には,DIHSを念頭に置く必要があると考えられた.</p>

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