熱電変換のための鉄骨部材の弾塑性挙動と発熱特性

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タイトル別名
  • HEAT GENERATION CHARACTERISTIC OF STEEL MEMBER UNDER INERASTIC BEHAVIOR FOR THERMOELECTRIC CONVERSION

抄録

<p>鉄骨部材は柔性鉄骨骨組や制振構造に広く用いられている。そのため、被災後に損傷した部材を修復したり取り替えたりすることで建物の再利用が可能となる。しかし、損傷を受けやすい柱・梁接合部やダンパーなどは内外装材等により目視確認による被災後の診断が困難であることが問題として挙げられる。ここで、損傷検知を行うためのIoTモニタリングシステムを提案する。このシステムは、弾塑性挙動時における鋼材の発熱特性を利用し、熱電変換素子によりセンシングを行うと同時にエネルギーハーベスティングを行うものである。システムを運用するにあたり、弾塑性挙動時の鋼材の発熱特性を把握する必要があるため、ひずみ速度を変数として基礎的な実験行った。実験結果からは、熱電変換素子により発電量から温度を推定することが可能であることが分かった。また、熱伝導解析により熱伝導を考慮した際の鋼材の温度を推定できることも確認した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390008156668146688
  • NII論文ID
    130008100885
  • DOI
    10.11345/japannctam.65.0_189
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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