SBARを用いたシミュレーション演習における学生の学び

書誌事項

タイトル別名
  • Students' learning through a Simulated Seminar Using SBAR

説明

【目的】SBARを用いたシミュレーション演習の学生の学びを明らかにし,今後の課題について検討する。【方法】1)対象者:看護学科3年生39名。2)演習の概要:胃がんの術後3日目のシナリオとし,学生はシミュレータを用いて情報収集を行い,結果を看護師にSBARを用いて報告する。3)演習目標:①全身状態の観察,バイタルサインの測定とアセスメントができる,②疼痛時の対処方法が分かる,③現在の問題点と今後予測されることを15分以内に判断し報告できる,とした。4)データ分析:演習の気付きや学びについての記録を基に質的分析を行った。【結果】学生の学びは,<効率的な情報収集・アセスメント・報告>,<患者の状態・術後経過の理解>,<関連する情報・問題点の整理>,<重要な情報の選別>,<相手への分かりやすさを意識した伝え方>,<患者へのケアにつながる提案>,<相手への伝達の困難感>,<アセスメントの根拠の明確化>の8カテゴリーであった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390009224237509248
  • NII論文ID
    120006489264
  • DOI
    10.15009/00002249
  • ISSN
    24238236
  • Web Site
    https://oka-pu.repo.nii.ac.jp/records/2278
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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