セルビアの大学はボローニャ・プロセスにどのように適応しようとしたか

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  • Adaptation of Serbian University to Bologna Process

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抄録

セルビアの大学の歴史は、1808 年にベオグラードに“大学校 (TheBig School)”ができたときに始まる。しかし、セルビア政府はボローニャ・プロセスに併せて大学のシステムを改革し、そのために議会は高等教育に関する法律(LHE)を改定した。ボローニャ・プロセスは、ヨーロッパ高等教育分野を創造するプロセスであり、46 カ国の省庁、高等教育機関、学生、教職員に加えて、国際機関も参加している。本論では、セルビアの大学の歴史的な話から始める。ボローニャ・プロセスについて簡単に説明した後、ボローニャ・プロセスに併せて改革された新しいセルビアの教育システムについて述べる。ボローニャ・プロセスにあわせるために、新たにいくつかの組織が設立された。それは、セルビア大学会議、単科大学校長会議、高等教育国民会議、認証・品質保証委員会である。これらの組織の役割と関係について説明する。最後に、ベオグラード大学の機械工学科のカリキュラムを事例として紹介する。

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