粉砕脱水法による魚肉からのCO-PCBsの除去

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  • Removals of coplanar PCBs from fish meat by under water pulverization and centrifugation
  • フンサイ ダッスイホウ ニ ヨル ギョニク カラノ Co PCBs ノ ジョキョ

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抄録

スズキの落とし身(筋肉)から従来法で脱水肉(通常のすり身)を、さらに微細化・連続遠心分離(粉砕脱水法)により粉砕脱水肉(脂肪含量の低いすり身)を製造し、そのコプラナーPCBs(Co-PCBs)濃度を測定した。その結果、粉砕脱水肉のCo-PCBs濃度は落とし身の約1/20-1/10に減少した。しかし、脱水肉のCo-PCBs濃度は落とし身と比較して約1/2であった。よって、粉砕脱水法により魚肉の脂質を効率的に除去することによってCo-PCBs含量の低い食品加工素材を製造できることが明らかになった。

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