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抄録
本論文では,発達障がいの子どものためのグループセラピーと並行して行われた「親の会」プログラムについて検討した。「もくもくグループ・親の会」において行われたプログラムを振り返り,整理した結果,「観察セッション」,「テーマ・セッション」,「ウォーミングアップ・セッション」の3タイプのプログラムに分類された。それぞれのタイプのプログラムと一年を通じたプログラムの流れについて,具体例と留意点を述べた。子どもの発達状況とグループの流れによって,親の抱える問題,配慮すべき事項,焦点をあてるべきテーマが異なり,「親の会」においてもグループに合わせたプログラムの選択が重要であると考えられる。
要約 1.はじめに 2.親の会の構成 3.プログラム各論 4.通年のプログラムの流れの具体例 5.プログラム立案の視点についての総括
収録刊行物
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- 九州大学総合臨床心理研究
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九州大学総合臨床心理研究 2特別 84-94, 2011-03-15
九州大学大学院人間環境学府附属総合臨床心理センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224838429824
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- NII論文ID
- 120005446616
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- NII書誌ID
- AA12461491
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- DOI
- 10.15017/1448808
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- HANDLE
- 2324/1448808
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles