書誌事項
- タイトル別名
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- PREDICTION OF PLUVIAL INUNDATION BASED ON NHRCM2KM RAINFALL DATA
抄録
<p> 現在と比較して,将来の内水氾濫の様子がどう変化するかを把握するため,現在気候と将来気候におけるモデル降雨を作成し,それらを内水氾濫解析モデルに適用した.初めにNHRCM2km降水量データから大阪と札幌と福岡の10年確率降水量を求めた.その結果,大阪では,現在と比較した将来の降水量の倍率が札幌や福岡よりも相対的に小さくなることが分かった.また大阪市中浜処理区における内水氾濫解析の結果,将来気候において最大浸水深が比較的浅い領域の面積と氾濫ピーク時の氾濫規模が拡大することが判明した.さらに,中浜処理区で土地利用に応じた被害額を算出したところ,現在と将来の内水氾濫リスクの差がより鮮明に見られた.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B1(水工学)
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土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_499-I_504, 2021
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009640061771776
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- NII論文ID
- 130008160180
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- ISSN
- 2185467X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可