食品中のアフラトキシン定量分析における改良法の妥当性評価
書誌事項
- タイトル別名
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- Validation Study on an Improved Quantitative Method for Aflatoxins in Foods
- ショクヒン チュウ ノ アフラトキシン テイリョウ ブンセキ ニ オケル カイリョウホウ ノ ダトウセイ ヒョウカ
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抄録
<p>食品中のアフラトキシン分析法として,平成23年8月16日付け厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知(通知)に基づく分析法が定められている(以下,旧分析法).本研究では,アフラトキシン分析法の操作性と分析性能を向上させるために,イムノアフィニティカラム(IAC)の種類と精製条件の最適化,および旧分析法からIAC精製後の濃縮乾固の操作の省略を検討し,改良法の構築を目的とした.改良法を用いて,9種類の試料にアフラトキシンB1,B2,G1,G2の4種類を2.5 ng/gの濃度で添加して添加回収試験を実施したところ,真度は77.0~99.7%,室内精度および併行精度はそれぞれ,1.7~5.6%,0.9~3.6%となり,通知の目標値を達成した.また,旧分析法と比較して,改良法はアフラトキシン4種類の回収率が4.3~10.5%向上し,前処理時間が約1.5時間短縮された.以上から,改良法は9種類の食品に適用可能で,食品中のアフラトキシン分析法として有用であると考えられた.</p>
収録刊行物
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- 食品衛生学雑誌
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食品衛生学雑誌 63 (1), 43-46, 2022-02-25
公益社団法人 日本食品衛生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390010292591869184
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- NII書誌ID
- AN00117741
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- ISSN
- 18821006
- 00156426
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- NDL書誌ID
- 032024677
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可