クミンの腸管出血性大腸菌O157によるベロ毒素産生の抑制の解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis of the Ability of Cumin to Suppress Verocytotoxin by Enterohemorrhagic <i>Escherichia coli</i> O157
- Analysis of the Ability of Cumin to Suppress Verocytotoxin by Enterohemorrhagic Escherichia coli O157
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説明
<p> 腸菅出血性大腸菌(EHEC)O157のベロ毒素(VT)産生に対するクミンの抑制能力を調べた。クミン抽出液は70%エチルアルコールを用いて調製した。0.02%クミン抽出液を添加したLB(Luria-Bertani)培地を用いて,37℃で定常期までEHECO157を培養したとき,ベロ毒素生産はVT1とVT2共に有意に低下した。また,この培養条件では,増殖抑制や誘導期の遅延は認められなかった。クミン抽出液の活性成分は,HPLC法によって精製され,4-イソプロピルベンズアルデヒド(IPBA)と同定された。EHEC O157のVT生産に対するIPBAの抑圧効果を調べた結果,細胞内および細胞外のベロ毒素量は,IPBA濃度の上昇とともに低下した。この結果は,IPBAがEHEC O157の有害性を低下させることに有用であることを示唆する。</p>
収録刊行物
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- 日本食品保蔵科学会誌
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日本食品保蔵科学会誌 38 (4), 217-223, 2012
一般社団法人 日本食品保蔵科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390010292637661952
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- NII論文ID
- 10030964095
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- NII書誌ID
- AA11178236
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- ISSN
- 21861277
- 13441213
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- NDL書誌ID
- 023931556
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可