英国の19世紀を中心とした経歴調査の事例研究

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タイトル別名
  • A Case Study of the Personal Career Records in UK on 19 Century.

抄録

<p>明治期に来日した英国人鉄道技師の経歴と貢献を知るためには、英国側史料も重要である。父親の職業を含めた家庭環境、教育、来日前の実務経験を調べると、日本における功績の意味合いや赴任の動機を深く知ることができ、離任後の活躍の背景も浮かび上がる。彼らの貢献には、日本の近代化の礎を築き、人材面での自立化の道筋を立てた側面もある。</p><p>本稿では彼らの経歴にまつわる英国の史料を取り上げ、保存している機関の利用法を紹介し、その上で事例として初代技師長エドモンド・モレルの経歴調査方法とその結果、および1901年3月31日の漱石の動向を簡単に取り上げる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390010292814615168
  • DOI
    10.20704/rmsj.82.0_20
  • ISSN
    24241954
    09154787
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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