フライアッシュセメント硬化体のポゾラン反応に伴う微細構造変化

  • 梅木 翔太
    名古屋大学 大学院環境学研究科(〒464-8601愛知県名古屋市千種区不老町)
  • 丸山 一平
    名古屋大学 大学院環境学研究科(〒464-8601愛知県名古屋市千種区不老町) 東京大学 大学院工学系研究科(〒113-8656東京都文京区本郷7-3-1)

書誌事項

タイトル別名
  • MICROSTRUCTUAL CHANGE OF HARDENED CEMENT PASTE CONTAINING FLYASH BY POZZOLANIC REACTION

抄録

<p>本検討では、普通ポルトランドセメントにフライアッシュを0、7、14%で置換させたセメント硬化体を用いて、1年間に亘って実験を行った。FE-SEMを用いてポゾラン反応に伴うフライアッシュ粒子の微細構造変化および析出したC-A-S-Hを観察した。また、水蒸気および窒素比表面積とポゾラン反応との関係を整理し、ポゾラン反応が進行するほど水蒸気比表面積は増加し、窒素比表面積は減少した。これはポゾラン反応によって生成されるC-A-S-HがHD C-S-Hのように緻密であり、LD C-S-Hを減少させていることを示している。</p>

収録刊行物

参考文献 (22)*注記

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