域外域内ODの段階推定における発時刻ベース時間変動係数逆推定モデルの比較研究

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タイトル別名
  • Comparative Analysis of Time Coefficient Estimation Model based on Departure Time Using Step-by-Step Estimations of OD flows in and out of the Region

抄録

<p>ピーク時間帯の交通渋滞対策のための時間帯別利用者均衡配分の精度を向上させるものとして、時間変動係数に基づく時間帯別OD交通量の逆推定手法が開発されてきている。本研究では、この手法における域外・域内ODの段階的推定での計算効率化等の課題について検討した。先行研究の3段階推定法に加えて、2段階推定法と同時推定法を検討して、推定精度等を比較した。逆推定の結果、同時推定法が全体として最も精度がよく、計算時間も1/3程度に大幅に削減可能とわかった。ただし、域外ODの逆推定においては、時間変動係数の過剰な上下変動がまだ残ることが分かったことから、域外ODペアだけの重み係数の補正値を掛けることを検討した。全体の推定精度では、補正値によって時間変動係数の過剰変動も抑えつつ精度もさらに良くなることがわかった</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 8 (4), A_34-A_42, 2022-04-01

    一般社団法人 交通工学研究会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390010292841742208
  • DOI
    10.14954/jste.8.4_a_34
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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