小学校における早期ダイアローグを活用したミーティングの事例
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- 高橋 ゆう子
- 大妻女子大学家政学部
書誌事項
- タイトル別名
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- A case study of two meetings utilizing early dialogue in an elementary school
抄録
<p>本報告の目的は,子どもをめぐる関係者間の連携における早期ダイアローグによるミーティング(以下,EDミーティング),およびフォローアップミーティングの効果を,一つの事例を通して検討することである。フィンランドでは,早期ダイアローグは「未来語りのダイアローグ」の土台とされており,支援の早い段階から関係者との協力関係を構築するために,支援者が自らの懸念を表明して協力を求めることが特徴である。</p><p>ここでは,小学校でファシリテーターによるEDミーティングとフォローアップミーティングを試みたプロセスを検討した。ミーティングへの参加者は,ミーティングを要請した支援者と登校が難しくなった児童の両親,学校の担任と校長の5名で,そこにファシリテーター2名が加わった。2つのミーティングを通して,支援者の懸念は軽減され,参加者間の関係は変化した。それらのプロセスは,両親と児童の親子関係や,学校における児童と教員の関係にも影響したことが推測された。</p>
収録刊行物
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- ブリーフサイコセラピー研究
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ブリーフサイコセラピー研究 30 (2), 33-43, 2022-03-31
日本ブリーフサイコセラピー学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390010457665124864
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- ISSN
- 24329371
- 18805132
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可