第5世代移動通信システムSub-6 GHz周波数帯における電界型及び磁界型アンテナ近傍での植込み型医療機器干渉誘起電圧推定

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書誌事項

タイトル別名
  • Interference-Induced Voltage Estimation of Implantable Medical Devices near Electric and Magnetic Field Antennas in Sub-6 GHz / 5G Frequency Band

抄録

各種電波利用機器に対する植込み型医療機器(植込み型心臓ペースメーカ/植え込み型除細動器)の電磁干渉(EMI:Electromagnetic Interference)特性について,電磁界シミュレーションを用いた評価法の構築を目的として検討を行っている.本論文では,EMI評価試験で用いられる疑似人体に組み込んだペースメーカ数値モデルを用い,第5世代移動通信システムSub-6 GHz周波数帯(3.7 GHz, 4.5 GHz)において,ペースメーカコネクタ部への電界結合及び磁界結合に着目し,ダイポールアンテナ近傍における干渉誘起電圧についてシミュレーションを用いて評価する.有限要素法に基づく干渉誘起電圧のシミュレーション結果について,磁界型アンテナであるスロットアンテナの場合と比較して電界と磁界のどちらが干渉誘起電圧に支配的に作用するか議論する.また,ペースメーカ実機を用いた電波ばく露及び干渉誘起電圧測定を行い,シミュレーション結果の妥当性検証を行う.

収録刊行物

  • IEICE transactions on electronics

    IEICE transactions on electronics J105-C (5), 157-166, 2022-05-01

    IEICE - Institute of the Electronics, Information and Communication Engineers

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390010457665319040
  • DOI
    10.14923/transelej.2021stp0003
  • ISSN
    18810217
    17451353
  • HANDLE
    2115/85776
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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