新型コロナウイルス禍における金沢市の行動変容の時系列分析

書誌事項

タイトル別名
  • TIME-SERIES ANALYSIS OF BEHAVIORAL CHANGE IN KANAZAWA CITY UNDER COVID-19 PANDEMIC

説明

<p>本研究では,新型コロナウイルス禍における,金沢市の行動変化の特徴を明らかにするために,携帯電話位置情報データによる推計滞在人口の時系列分析を行った.具体的には,2019 年 1 月から 2021 年 3 月までの 821 日分の滞在人口の推移を,複数の時系列パターン(通常時からの周期的な変化,数カ月単位の長期的な変化トレンド,政府・自治体による宣言・要請等の期間,新規PCR 陽性者数推移)を用いて説明を試みた.その結果,石川県の新規 PCR 陽性者の直前 7 日間平均値の時間推移と,金沢市中心部の来訪人数は明確な負の相関関係にあること,第 1 波から第 3 波にかけて来訪人数の減少量は小さくなるが,その特徴は 13 時と 21 時の行動の間で大きく異なることを定量的に明らかにした.</p>

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